ベールダウン
皆さん、「ベールダウン」というコトバをご存知ですか?
花嫁のベールは清浄のシンボル。悪魔や悪霊から身を守るという意味があります。チャペルでの結婚式。
挙式に向かう娘のベールを、お母様が厳かにおろすという儀式です。
これまで大切に育て、守ってきた、わが子を送り出す、卒業式。
「幸せになってね。おめでとう。」の気持ちを込めて。
普段は、介添えが行うベールダウンですが、母と娘の特別な絆や、お互いへの想いを感じることができる、素敵なセレモニーなのです。
新婦はベールをおろした状態でお父様にエスコートされながら入場します。
結婚の誓いの後、新郎がベールアップし、2人を隔てるものは何もなくなったところで誓いのキス。
親からは守られなくても、これからは新郎が守ってくれるはず!…です。
ANAインターコンチネンタルホテル東京のチャペルブリリアントの中には、ベールダウンを行うのにぴったりな、花嫁専用控室があります。
最近はこの儀式をゲストの皆にも見てもらいたいと、チャペルの入り口で行うこともあります。
でも、私が好きなのは、やっぱり控室で行うこの儀式。
ゲストの皆にはわからない演出ですが、このほんの少しの時間だけ、母と娘で大切な時間を共有してほしい。
涙がこぼれても控室なら大丈夫。ちゃんとメイクをお直ししてから、いざ、挙式へ!
ベールダウンの儀式、皆さんも行ってみませんか?
八田みづき